あらすじ
5歳で受けたスキル鑑定の結果は、【錬成】だった。
武器や防具を直したり、素材から装備を作り出したりする、鍛冶向きの生産スキル。
「剣を振るうより、工房で働け」
「前に出て戦うタイプじゃない」
家族にも鑑定士にも、冒険者ギルドにもそう言われる。
それでも、少年は諦めなかった。
鍛冶向きだと言われたなら、鍛冶スキルで戦える形を探せばいい。
自分の作った武器と防具で、自分自身が戦えばいい。
壊れた武器を錬成で直し、安物の装備を少しずつ強化しながら、
彼は冒険者として、低ランクダンジョンの踏破を重ねていく。
鍛冶スキル扱いだった【錬成】から始まる、
リビングアーマーとともに進む異世界冒険譚。