あらすじ
「婚約破棄?私は構いませんよ。ですが、その行為と理由ですと、貴方は私に対して重大な犯罪を犯すことになりますが、その覚悟はおありですか?」
弁護士を志し、六法全書を頭に叩き込んでいた女子大生だった私。 目が覚めると、生前に「この小説、違法行為だらけでツッコミが止まらない」と読むのをやめた、前時代的な倫理観がまかり通る異世界の公爵令嬢になっていた。
そして今、よくある公開断罪の場。不実な元婚約者と、その横で勝ち誇るヒロイン。 彼らが私を貶めるために繰り出す罵詈雑言と虚偽の証言は、この「法が未熟な世界」では許されるのかもしれない。
しかし、現代日本の刑法と民法を熟知した私から見れば、それは名誉毀損、侮辱、そして不法行為のオンパレードでしかない。
「考えたことのないのなら、私が教えて差し上げましょう。人の名誉を侮辱することの罪が、身分に限らず重いということを」
法律知識という最強の武器で、悪徳貴族社会に論理的な裁きを下す!痛快・名誉回復ファンタジー、開幕!