あらすじ

デザイナーの母が死んだ。  私が母の死を知ったのは密葬が終了した一ヶ月後であり、納骨を数日に控えた日曜日に、指定の場所へ来るようにと、お願いという名の命令が下った。  どうやら、遺産を分配する話し合いをしたいらしい。 【このセーターを見て、この場に集まった者は、なにを見《み》、なにを感じたか答えよ。それによって遺産の分配が決まる】  そう言って、弁護士は純白のセーターを取り出した。  光の加減によって絵が浮かび上がる、母の最期の作品だった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2024/10/14
  • 現在の作品月虹は天使の羽根の色