あらすじ
婚約者から突然の断罪。
無実の罪を着せられ、社交界の前で辱められた令嬢――
フェリシェール・エルヴァーン。
「あなたは王太子妃にふさわしくない」
そう言い放ったクラリッサと、その背後にいた派閥貴族たち。
フェリシェールは一夜にして立場を奪われてしまう。
……はずだった。
その翌日、王太子ラヴィンが真っ直ぐに言い放つ。
「フェリシェ。君は私が守る。
誰にも、君を傷つけさせない」
おまけに王太子は――
フェリシェールにだけ甘く、優しく、一途。
陰口を叩かれても、派閥から圧力をかけられても、
ただ彼女の手を取り、まっすぐな瞳で伝えてくる。
「君が王太子妃になってくれるなら、私は何もいらない」
しかしその裏では、クラリッサ陣営による妨害が激化。
ついにはフェリシェール誘拐未遂にまで発展し、
王宮全体を揺るがす大事件に――!
「フェリシェを奪おうとする者たちよ、覚悟しろ」
怒りを燃やすラヴィン。
王家は反乱派の貴族を一斉に処罰し、
クラリッサには因果応報の“ザマア”が下される。
そしてついに王都の中央広場で、
ラヴィンは膝をつき、世界に向けて宣言する。
「フェリシェール。
どうか、未来の王妃として――私の隣にいてほしい」
婚約破棄から始まった令嬢の物語は、
やがて王太子の一途な愛に包まれ、
王国中から祝福される未来へ続いていく。