あらすじ
高校二年生の**海野 雫(うみの しずく)は、生まれつきの重度聴覚障害を持つ。彼女の世界は静寂に包まれているが、その代わりに人の「感情のオーラ(サイレント・シンパシー)」**を見る特殊な能力を持っていた。
彼女がアルバイトをするカフェで出会ったのは、同級生で高校バスケ部の天才エース、日向 颯太(ひゅうが そうた)。彼の全身は、疲労と焦燥を示す**「深い青のオーラ」に包まれ、背中には過去のトラウマが具現化した「黒く濁った鎖」**が巻きついていた。
自分の心の叫びが誰にも届かないことを知っていた颯太は、音のない世界から自分の「色」を見抜いた雫に運命を感じ、切実にバスケ部のマネージャーを依頼する。