あらすじ
昼と夜――二柱の神々が並び立つとき、
世界は静かに新しい鼓動を打ちはじめる。
百年の孤独を経て生まれ落ちた“夜の神”・夜姫は、
自らの宿命を知らぬまま常世の都へと招かれる。
そこで出会ったのは、
太陽のごとく眩しく、どこか少年めいた光の王・天照。
さらに、嵐の神・須佐男の奔放な歓迎に振り回されながら、夜姫は初めて“誰かに必要とされる”ぬくもりを知っていく。
やがて訪れるのは、
百年をかけて育まれる恋、試練、そして世界を揺るがす宿命。
これは——
光と影のはざまで生まれた小さな恋が、
千年の神話へと変わっていく物語。
和の息遣いと神々の温度が交ざり合う、
切なくあたたかな“常世神話譚”、ここに開幕。