あらすじ
供物として死ぬはずだった私を攫ったのは、鬼神魔王様でした。
冥婚の儀に選ばれた少女・鈴。
赤い瞳の青年との再会が、運命を変えていく——。
血にも、運命にも、すべてに抗え。
【あらすじ】
冥婚の儀の花嫁として選ばれた少女・雲津鈴。
逃げ場のない村、狂気の信仰、そして“天守様”と呼ばれるカミサマ。
冥婚を前に死にゆく鈴の手を引いたのは——
赤い瞳を持つ青年、夜華(よばな)だった。
「迎えに来たよ、鈴。」
13年前の夏祭りで出会い、鈴の記憶から消えてしまった“夜華”。
彼はずっと、鈴を守り続けていた。
すべてが崩れた夜。
夜華に導かれるまま、鈴は“人外の都”獄樂京へ歩み出す。
そこで待っていたのは、
さまざまな“人ならざる者”たちと
その出会いは鈴自身の魂に眠る秘密すらも解き明かす。
これは、運命に供物として捧げられた少女が、
たった一人の鬼神を選びとる物語。
「過去も未来も、もう手放さなくていい。お前が俺の隣で生きてくれるだけでいい。それだけで俺は――今日も生きようと思えるんだ。」
恋と呪いと怨念、そして花火が散る和風ダークファンタジー
『鬼神魔王の花嫁に選ばれた私、本日冥婚いたします。』