あらすじ

パーティー会場にて、公爵令嬢ヴァイオレットは、王太子であるダッサムから婚約破棄を宣言されていた。 どうにも、異世界から転生してきた聖女様を、ヴァイオレットが苛めたことが原因らしい。  「殿下、こちらが婚約解消の書類ですわ。公爵家側の署名は済ませてあります」「何!?」 しかしヴァイオレットは負けない。悲しいし辛いけれど、どうにかこの場を乗り切らなければと頑張っていると、なんと突然、パーティーに招いた隣国の皇帝が倒れてしまう。 こんな時こそ薬の出番だと、国家薬師の資格を持つヴァイオレットは立ち上がった。 そして、皇帝──シュヴァリエの命を救うために薬を口移しで飲ませた直後、ヴァイオレットの人生は一転することになる。 「私の国では初めてキスをした者を妻にしなければならないんだ」「……えっ? つまり……?」 一方、ヴァイオレットと婚約解消したダッサムは、ヴァイオレットの重要性を知ることとなり──? これは、婚約破棄されたヴァイオレットが、実はヴァイオレットのことが好き過ぎて重大な嘘をついてしまったシュヴァリエに、すれ違いながらも深く愛されていくお話です。 小説家になろう様でも掲載しています。

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