あらすじ
気がついたら、知らない声にこう告げられていた。
「君は死んでしまいましたーーーーー☆」
テンションのおかしい“何か”に殺されて、異世界転生させられる──はずだった。
神様を名乗りもしないそれは、俺の思考を勝手に読み、価値観を勝手に値踏みし、「君を殺したのは僕だよ」と笑う。
そして俺がそれを「ニャルラトホテプ」だと“認識した”瞬間、そいつは本当に〈外なる神〉として形を得てしまった。
「殺してください」
「無理。だめ。殺させない。ずっと」
死ぬことも逃げることも許されないまま、俺は新しい人生に放り込まれる。
誰かに平穏を渡しに行こう。
これは、異世界と外なる神に遊ばれながらも、なお願う、1人の、あるいは4人の「人間」の物語。