あらすじ
仕事に追われ、気力も沈みがちな主人公のもとに、ある日突然一通の封筒が届く。
中には、見覚えのない“自分の写真”。
海辺で笑っていたり、温かな食卓で微笑んでいたり──
そのどれもが、記憶にはないはずなのに胸の奥をそっとあたためていく。
やがて、封筒は一通、また一通と届くようになり、
部屋の中で写真を並べる日々が始まる。
送り主は誰なのか。
なぜ、自分の“知らない幸せ”が送られてくるのか。
静かな部屋に差し込む光の中、
主人公は少しずつ、自分の心の奥に眠っていた大切なものと向き合いはじめる──