あらすじ
日本での一時帰国を終えてドイツに戻る日、急な雨に降られて私は困り果てていた。
「あーもう……せっかくのワンピースが台無し」
そこへギターケースを下げた男性が駆け込んできた。日本のバンドマンは大変ね、と思っていると彼と目が合う。
「あっ、月(るな)!」
「えっ……春人じゃない!」
彼は「アステリア」の元バンドメンバー、桜井春人だった。
夕立のおかげで果たせた再会。春人は笑顔を見せてくれるけれど私の心境は複雑だった。
私はまだ「何者」にもなれていないのに、どうして再会したのだろう。
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青鷺たくやさんとの共作『HARUTO』一周年をお祝いしたくて、SSを書きました。本編から二年後、月(るな)視点での物語です。HARUTO本編ではなかった月の心境を読んでもらえると嬉しいです。
本編はこちら↓
HARUTO https://estar.jp/novels/25690116
妄コン『夕立』から着想を得ましたので、HARUTO本編を未読の方にも楽しんでいただけるようになっています。