あらすじ
十トントラック運転手だった山下敦(50)。
もらい事故で生死の境をさまよったその瞬間、長年忘れていた“祠の恩返し”が訪れた。
子どもの頃、朽ちた祠を修復したことへの感謝として、
祠の神は敦に“莫大な霊力”と“真実を見抜く洞察力”を授ける。
しかしその力は、普通の生活を壊すには十分すぎた。
霊が視えすぎるがゆえに運転手の仕事は続けられず、
敦は昔から憧れていた“探偵”として第二の人生を歩み始める。
彼のそばには、祠の神の眷属――金の瞳を持つ狐の守護霊。
そして、依頼者の背後に潜む“影”と、人と霊が絡み合う事件の数々。
五十歳の新米探偵が、圧倒的な霊力と鋭い洞察力で事件の闇を切り裂く。
怪異ミステリー×人生逆転の物語、ここに開幕。