あらすじ
純粋熱血高校生花城モトイは母が「うっかり」書類を提出してしまったことで、不本意にも沖縄から福岡への地域交換留学プログラムに参加することに。
プログラムでは滞在中の「社会目標」を設定する必要があった。モトイは引っ越し直後に近所に出没した猿が人間のせいでゴミを漁るしかない姿を見て、地元沖縄でも問題だったポイ捨てを思い出し「ゴミ一つ落ちていない街」を目指すことを決意する。
ゴミ拾い活動の傍ら学校で都会の人間関係における距離に悩んだり、住民たちの悩みに親身になってそれを解決へ導いたり……騒がしくも多忙な日々を送る中、猿の救済方法を思いついたモトイだが、ホームステイ先のいとこ「知海」に「正義と善は等価値では無い」と突き放されて情熱だけではどうにもならない現実を直視する。そんな中でも彼女が開発したリサイクルロボット「ちーちゃん」や、無口で毒舌なクラスメイト「新原」チャラく見えて実は苦労人の先輩「百名」ら個性的な仲間たちの支えを受け、モトイはこれまで以上に自分に出来ることを模索する。
怪しい古美術商にプロレスラーメイドなど個性大爆発な住民たちと「ゴミ」をきっかけに交流を深めては大切な絆を学んでいくモトイ。知海が言ったのはこのことだったのだと和解を果たし、これまでにつないで来た絆で街全体を巻き込むゴミ拾い&リサイクルアート大作戦を企画した。
多くの協力の下迎えたイベント当日。住民、街が一体となって真剣にゴミ拾いに励んでいた。独りで始めた活動が自分だけでなく地域そのものを変える瞬間を目の当たりにし、気がつけばモトイもその輪の中心で笑顔になっていた。善とは行動であるとは博士の独り言。通学途中には相変わらずゴミ拾いをするモトイの姿があったが、道行く人が彼の持った燃えるゴミ袋に入れていく姿は来たばかりの頃には見られなかった姿である。