あらすじ

「リナリア王女殿下を、私の妻に迎えたい」 王家と対立するアクィラール家の次期当主セルジュが望んだのは、王女リナリアとの結婚だった。 周囲が固唾を呑んで見守る中、リナリアは「お受けします」と答える。だがしかし――最大級のしかめっ面で。 政治的な意味があるとはいえ、対立するアクィラール家に降嫁するなど王女にとっては不本意なのだろう。誰もがそう思ったが。 実は当のリナリアは、幼い頃からひそかにセルジュへ憧れを抱いており、高鳴る胸を抑えるのに必死だった。彼女は過度に緊張したり体に力が入ったりすると、ついしかめっ面になってしまうのだ。 結婚式を終えた二人は、二家の関係改善を目指し「仲の良い夫婦を演じる」ことで合意。 自分にだけしかめっ面を向け続けるリナリアに対し、セルジュは「俺は嫌われているのだな」と理解する。リナリアも、結婚後もずっと他人行儀のセルジュのことを切なく思う。 互いに勘違いしたまま、しかし生活を共にする中で、二人の距離は徐々に近づいてゆき――感情に不器用なしかめっ面姫と、真面目で誠実な貴族令息の、ほのぼのすれ違いラブストーリー。 (R15は念のため。 創作として、作者なりに設定した架空の世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方はお避けください。 なろうにのみ掲載。)

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小説を読もう2025/11/24
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