あらすじ
少食で、いつも給食を残して持ち帰ってくる少年が、家の裏にある公園で、とある初老の男性に出会った。身なりは小綺麗だったが、それはホームレスだった。少年は、彼がお腹を空かせているのに気付くと、持ってきた給食の残りを彼にあげた。それ以降、二人の何気ない交流が続いた。周囲の大人は、少しハラハラしながら、その様子を見守っていたが、母親は、その関係にとても理解を示していた。反面、そのようなことは、例え人助けではあっても、周囲の目など、何ら問題があるのではと、担任は気に掛けていた。少年は純粋に、男性との交流を楽しんでいたが、大人達の心配が、次第に少年の気持ちに陰を落とし始める・・・。