あらすじ
「良いスキルをくれ!」
『スキル『レベルアップ』を取得しました』
「……なにそれ」
20XX年
世界にダンジョンが生まれた
多数の人々は喜んだ
魔石でエネルギー問題が解決するだの
魔法で世界の為になるだの
魔物を食べたいだの
英雄になって主人公に!だの
エルフや獣人美少女をグヘヘ…だの
だがしかし、その大部分が無理なことだった
魔石は有った、だが魔物が強すぎた
魔法は有った、だが一万人に一人しか使えなかった
魔物は食えた、だが猛烈に不味かった
英雄には成れた、だがそこまで行ける者が少なかった
異界人はいなかった
レベルは有った、だが要求経験値が高過ぎた
ステータスは強かった、だが魔物は多過ぎた
スキルは有った、たが……
ダンジョンは総じて旨味が少なかった
だが、人々は平和を、家族を、自分を、能力を、そしてロマンを求めダンジョンに潜って行った……
何人かの異端もまた、求め潜る