あらすじ
毎朝六時半に起こしにくる猫・ミー。
撫でられる理由、ゴロゴロ鳴く理由、縄張りを守る理由。
人間にはわからない猫の世界があり、猫には理解できない人間の生活がある。
子猫として家に迎えられたミーは、成長し、老い、そしてある夜、静かに眠りにつく。
その間、互いの謎に首をかしげながらも、寄り添い合い、支え合い、小さな日常を積み重ねていく。
これは、言葉を持たない存在と暮らした一生の記録。
愛の理由がわからなくても、温もりが真実だったということを、やがて知る物語。
膝の上の謎 ― 猫と人間のすれ違う一生 ―
あの膝の温もりが1番優しかった。