あらすじ
縁は、繋がっている。
だから、また会える。
――その記憶の誰かに、会いたい。
静寂に包まれ、秘かに建つ幻想的な雰囲気が漂う店――「六花堂」。
その店主の孫、市立高校二年の少年――三雲 陽緋(みぐも はるひ)。
陽緋の双子の妹――三雲 雪月(みぐも ゆづき)。
彼、彼女の日常がある日、変化してしまった。
いつも通りに家へと帰路に向かう筈、だった。
学校で広まっている「噂」に遭遇し、襲われる。
必死に逃げるも追い詰められ、絶体絶命の瞬間――痛みがこなかった。
瞼を上げると――謎の、男が立っていた。
「対価を貰いに来たぜ。」
眼を細め、一言目がそれだった。
そして、顎に狙いを定めて、ふたつの拳を突き上げる。
似てない双子――陽緋と雪月、不思議な眼を持つ不死者の男――「ヨウゲツ」が巡り会う。
「人」と「人ならざる者」の怪異に巻き込まれる「日常」を過ごすことになる!?
「約束」が導く先には、何があるのだあろうか――。