あらすじ
「アリシア王女殿下。貴女が授かりしギフトは――【目覚まし】です」
神から与えられる恩恵――ギフトが重要視される世界。
エルデリア王国第三王女・アリシアが成人の儀で授かったのは【目覚まし】という、前例のない謎ギフトだった。
眠っている人物を目覚めさせる程度の効果しかないそのギフトを授かったことで、アリシアは半ば厄介払いのような形で辺境の地『白霧の領』へと追放されることに。
でも、アリシアは挫けない。
「王宮に居場所がなくなった私だけど、すこしでも役に立てるなら……」
そうして領主として着任した『白霧の領』は、年中謎の霧に閉ざされた不毛の地。
そこにギフト【目覚まし】を使うと――なんと数百年ぶりの大豊作に!?
「私の力はきっと、このためにあったんだ……!」
アリシアは決意する。
領民の才能も、大精霊も、神獣さえも目覚めさせて、必ずこの地を発展させると。
その過程で数々の女の子から好意を寄せられるとは知らないままに。
そして、ギフトなど関係ない魔法能力をこれでもかとばかりに見せつけながら。
ちょっぴりお寝坊でちょっぴり食欲旺盛な、無自覚ナチュラルボーンチート王女様の辺境改革、ここに開幕!