あらすじ
『あいつがいなくなったら、もっと楽しいのにね』
一年前のあの日。
ドアの外から聞こえてきたチームメンバーの笑い声。
ハイタッチする彼女らの姿を外から見ていた屈辱感。
そこから私のすべてが変わってしまった。
試合に勝っても誰も喜ばない。むしろ嫉妬と妬みの視線が突き刺さるだけ。寂しげな拍手、かすかに聞こえるため息。そして舌打ち。
しまいには味方だと思っていたチナツに裏切られて私は完全に孤立していたことを思い知らされた。
それから時は経ち、チナツと偶然再会した。追いかけて、話を聞くがそれでも私たちは――。