あらすじ
ポプラ社ポケット・ショコラ ピュアラブ小説大賞の優秀賞作品に選んでいただきました。
●あらすじ
ある日のこと。
高校二年生の純也と、幼馴染みで彼女の日向(ひなた)が二人揃って登校中。横断歩道を渡っていると、歩行者を無視して曲がってきた車に跳ねられてしまった。
幸い二人は意識を取り戻すも、日向は純也との関係や友人関係など、記憶の一部分を失ってしまった。
心細くて不安を感じる日向のために、純也は優しく接してくれる。
そうしていくうちに、日向は少しずつ彼のことを知っていき、この人と付き合っていてよかったと思えるようになっていく。
●登場人物
沢村純也(さわむらじゅんや)
ごく普通の平凡な高校生。帰宅部。ちょっとお調子者。
事故で記憶を失ってしまった恋人、ひなちゃんこと日向のために頑張る日々。
桜美日向(おうみひなた)
純也の彼女。みんなからはひなちゃんと呼ばれている。
クラス委員長をしていて真面目な性格だけど、決して堅物ではなくて、おっとりしたのんびり屋さん。
読書と手芸が趣味。
事故で大切な記憶を失ってしまい、不安な日々を過ごすけれど、恋人の純也に支えられていく。
藤乃紗理奈(ふじのさりな)
純也と日向にとってもう一人の幼なじみでクラスメイト。
祖母がロシア系で、青い色の瞳を持つ神秘的な雰囲気を漂わせる美少女……の、はずなのだけど、全然そうは思わせないような、豪快で気さくな女の子。
父が酒屋を、少し歳の離れた兄が焼鳥屋を経営しており、よく手伝いをしていたりする。
藤乃栄次郎(ふじのえいじろう)
紗理奈の兄。若くして酒屋を経営している。
何故か話す言葉がどこか片言な人。
美形で背も高く高学歴でもあり頭もよいのだが、温和で気取らない性格で人当たりがいい。
みんなにはよく『えーさん』と呼ばれている。
緑川愛香(みどりかわまなか)
純也達の後輩。バスケ部に所属。
ある出来事によって、密かにずっと純也のことが好きだったのだけど、日向という彼女がいることを知って諦めていた。
鈴木優子(すずきゆうこ)
日向と紗理奈のクラスメイトで親友。
名前も地味だけど、見かけも中身も素朴な女の子。
事故で記憶を失った日向の事を心から心配していて、何かと手助けをしてくれる優しい子。
二本の三つ編みがトレードマーク。