あらすじ
気性が激しく、公爵家すら手を焼く“悪女令嬢”アクノマジョリーカ。
ある日、父エリルフィン公爵の思惑により――
嫁ぎ先も評判もゼロと言われる“うつけ王子”ドンファムの婚約者にされてしまった。
だがアクノはすぐに気づく。
「これはベルリッタ王国を内部から侵略するための“捨て駒”ですわね?」
しかし――公爵の計算は甘かった。
アクノマジョリーカは“駒”では終わらない。
「やられる前にやるですわ! 私はベルリッタ側に付きます!」
うつけ王子と呼ばれていたドンファムは、実は“伸びしろしかない男”。
アクノは彼を軍略レベルから叩き直し、いつの間にか最強の相棒へと育て上げてしまう。
そしてついに、二人は進軍を開始する。
――侵略してくるはずの祖国を、逆に侵略するために。
自分を捨て駒にした父を泣かせ、
自分を軽んじた貴族たちにざまぁを叩きつけ、
ベルリッタ王国を守るために「悪女令嬢」が本気で動き出す!
「うつけ王子? 問題ありませんわ。
正確に動く“コマ”として育てましたもの。使えない場合は捨てますわ。」