あらすじ

講義録、対話録の形ですすんでいきます。 『人間はグールから進化した』。 魔物考古学で明らかにされた、衝撃の人間の歴史。 もちろん、それは漸進的過ぎて、多くの人間たちが受けいれられずにいた。 特に、言雫教信徒たち。 『神がもたらしたひとしずくが、人間に言葉と力と理性を与えた』 人間こそ神が作り出した至高の存在だという教えの宗教。 そして、この宗教ではグールとは『言葉を扱えず、本能のままに節操なくむさぼる堕落した禁忌の象徴』として扱われているからなおさらだった。 人間賛歌を唱えていた言雫教による過剰な多種族への差別に対抗し、このグール起源説を元に人間を哲学しなおすという目的のため、学者たちは立ち上がる。 信仰。信じる自由と、盲目的信仰による差別。 学問。明らかにし問い直し、あるいは信仰を踏みにじるかもしれない力。 彼らは答えを出すために、問い続ける。

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小説を読もう2025/11/23
  • 現在の作品グール進化論 ~おいしさと社会の哲学~