あらすじ
※登場人物
※都築蒼生(つづき そうし)30才。αの属性。IT企業、ACTRISE.Corp(アクトライズ·コーポレーション)のCEOの座に就く。物腰柔らか、紳士的な振る舞いでエスコート上手な、綺麗系甘めな雰囲気のイケメン。一度相手を敵だとみなすと、父親譲りの冷酷非情な性格が表に出る。父は幹事長、優秀な弟をヘッドハンティングして、1年後は副社長に置く。2年前に最愛の妻を亡くし、生涯独身を貫こうと決めてたが…。
※結城朔玖(ゆうきさく)22歳、Ωの属性。茶道表千家の16代目の家元、『結城慶一郎』の次男に生まれる。童顔色白美人の母に似た、小柄で優しい男の子。礼儀正しく、元気なイメージ。中身は周りに気を遣い、繊細な面を持つ。兄と蒼生は親友同士。初めて出会った時から蒼生の事が大好きで片思い中。一度は諦めた恋だったが、忘れる事が出来ず、お見合いを断り続ける日々を送る。体の発達が未熟なためかフェロモンの数値が低く、一度もHEATの経験はなし。親友理央の結婚後、番のいない朔玖を見かねた両親が勝手に婚約者を決めてしまい…?
すべては、あの日から始まった──。頭の中から離れない。毎日ドキドキして、夜も眠れない。大学生になった僕は一大決心をしたんだ。
「朔玖、来年の春に挙式が決まったよ」
「おめでとうございます、蒼生さん。お幸せに」
秘密にしていた恋心を誰にも言えず、相談も出来ず。その日の夜はたくさん…。
────思い続けるのは許してくれますか?
※※※※※※
「お父さん、お母さん、僕は一生独身で構いません。放っておいてください!婚約は破棄でお願いします」
「だが、朔玖。お前はフェロモンの数値が低いから、このままでは子どもを望めないかもしれん。子どもが産めないオメガなど、欠陥品だ」
「そうよ、朔玖。お医者さまの診断では番を作れば、数値が上がる可能性が高いと仰ってたわ」
───僕が……欠陥品?
愕然とする朔玖に1本の電話が入る。
勝手に決めた婚約者と初対面の日。朔玖の家柄の良さと、由緒正しき茶道表千家との繋がりを手に入れたいが為に……。
※更新時間は不定期です。うまくストックが書ければ、平日は職場の休み時間など空いた時間に公開ボタンを押せるかな、と思います💧スタ特、スタギフ準備中です