あらすじ
十二歳で入学した魔法学園アークリム。
主人公フォルはずっと落ちこぼれだった。
勉強、教養は落ちこぼれ、魔力は弱く、誰でも使える基礎魔法すら使うのも危うい。
最底辺のZクラス。
だが、ひとつだけ誰にも負けない才能があった。
それは 「賭け」 の強さ。確率、癖、流れ、運。
相手の鼓動まで読み切る、異常なまでの博打勘。
十二歳〜二十歳まで在籍できる学園は四年生になると……アークリム魔法学園は姿を変える。
三年間の保護期間終わり、学園は牙を剥く。
校舎は本来の姿である魔物が生息するダンジョンとしての顔を見せ、魔獣が徘徊する。
試験は、すべてデスゲームへと姿を変えていく。
敗者は魔法、装備、名誉、身体、自由、命、そして未来すら奪われる。
勝者は、相手の全てを奪うことができるのだ。
卒業できる人数はその年によって異なり、過去にはたった一人しか生き残れなかった年もある。
そんな地獄の試練で、フォルは学園一の美少女でありAクラスのエリート、短髪白髪の氷の女王・リュシアを指名する。
逃げれば魔獣に殺され。戦うことしか許されない。
デスゲームが試験という、この学園でフォルはただひとり笑っていた。
「いいね。命を賭ける匂いがする」
落ちこぼれ賭魔師フォル、魔法学園のデスゲームを命懸けで楽しみ尽くす物語、開幕。