あらすじ
「婚約破棄は命令だ。命令に説明はない」と突然、婚約破棄をされた伯爵令嬢エレーナ。お相手はメルス侯爵家子息。なぜ、こんな事に。エレーナは傷心の中、従者もつけずに街を彷徨い歩き、よく行く本屋に辿り着く。そこには常連のトニーさんがいた。思わず婚約破棄の事を愚痴ってしまう。するとトニーが相談に乗ってくれた。どうやら詳しいようだ。
「なるほど、調べてみるよ」
この簡単なやり取りの後、メルスの侯爵領は鉱山や領地は無くなり、嘘はバレるは、浮気、浮気相手の令嬢(後に家が爵位降格)、その他を巻き込んで踏んだり蹴ったり。エレーナの伯爵家は侯爵家に昇爵するなどの奇蹟が起きた。もちろん、新たな結婚相手も見つかるのであった。しかも、すんごい大物!
「人生、奇蹟って起きるものなのね」
全てが順調なのだが……