あらすじ
王太子ルキウスから突然の婚約破棄を告げられ、
さらに理不尽な罪まで背負わされ――
レイシアは故郷から追放された。
行き場を失った彼女を救ったのは、
“白い結婚”を提案してきた寡黙な辺境侯爵エヴラール。
「俺は君に干渉しない。自由に生きればいい」
冷たく見える言葉の裏には、
深い戦の傷と、誰にも見せない孤独があった。
だが、穏やかなはずの白い結婚生活は、
レイシアを狙う陰謀によって揺れ始める。
夜襲、王都からの追手、身元を狙う者たち――
そのすべての標的は“レイシアただ一人”。
彼女を守るためなら命も惜しまないエヴラール。
守られているだけではいたくないと立ち上がるレイシア。