あらすじ
静岡から転校してきた高校1年生、浅野玲央。
不登校を経験した繊細な僕は、新しい学校での生活にまだ慣れない。
昼休み、ふと音楽室から聞こえるギターの音に導かれ、そっと扉を開けると、そこにはいつもクールで無口な同級生・深瀬集がいた。
触れるだけで震えるピアノーー過去の父の叩かれた経験が心に残る僕は、音楽に向き合うことを恐れていた。
それでも、深瀬の静かな存在、大地をはじめとするクラスメイトの温かさに支えられ、少しずつ心を開いていく。
やがて、友情と音楽を通して、自分の居場所を見つける日々。
静かに芽生える友情、揺れる心、そしてやがて訪れる初恋の予感。
過去の傷を抱えた少年たちの、静かで純粋な日々の物語。