あらすじ

【序章】 羽の美しさが社会的地位を決める、蝶人の空中都市「コロニー」。 その最下層スラムに、ゴウという少年がいた。 ゴウの羽は萎縮しており、周囲からは「出来損ない(バグ)」と蔑まれている。  しかしゴウはこの世界を動かす「神々の善意」という魔法のシステムに、干渉できるという特殊能力があった。ある日、コロニーを守る「壁(ファイヤーウォール)」に致命的なエラーが発生。ゴウは禁忌とされるコマンド魔法を使い、密かに街を救う。だが、その力を、秩序を重んじるエリート防衛隊長・アルバート(モルフォ蝶)に見られ、追われる身となってしまう。 【中盤】  「壁」の外へ逃げたゴウは、森で怪盗少女・ルリと出会う。  蜂と蝶(ミイロタイマイ)のハーフであり、組織の歯車になることを拒んで巣から逃げ出した、自由奔放なルリ。考えすぎで『知りたがり』なゴウ。二人は相棒となり、協働するようになる。  そんな中、二人はコロニーへの侵入を目論む「軍隊アリ」の大群を目撃する。数万の捕食者がスラムへ雪崩れ込もうとしていた。 【終章】 「育った場所を守りたい」  ゴウはルリと共に、死地となったスラムへ帰還する。そこではアルバートが孤軍奮闘していた。ルリとゴウも参戦するが、アルバートはゴウを庇って片羽を砕かれ、力尽きそうになる。  絶体絶命の瞬間、育ての親マリアの声が響く。「その殻を破りなさい!」  ゴウは自身の魔力を封じ込めていた「萎縮した羽(殻)」に対し、破壊の魔法コマンド『kill mimicry_shell』を実行する。  砕け散った殻の下から現れたのは、伝説の**「金鳳蝶(キンアゲハ)」の輝く翼だった。  覚醒したゴウは、スラム中の鉄屑を魔法コマンド『mv(ムーブ)』で操り、敵の司令塔を粉砕。バグと呼ばれた少年が、真の英雄として空を制した瞬間だった。 【結末】 戦いが終わり、平和が戻ったコロニー。ゴウは、世界の仕組みと、自身のルーツを解き明かす旅に出ることを決意する。その隣には、相棒のルリと、階級を捨てて新たな生き方を選んだアルバートの姿があった。  「Hello, World」  世界の「フタ」を開けるため、三人の新たな冒険が始まる。

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エブリスタ
エブリスタ2025/11/22
  • 現在の作品バタフライ・コード~蝶人とROOTの魔法~