あらすじ
高校二年の夏。
ゆずき(ヒロイン)は、難病と闘う彼と恋に落ちた。
「大人になったら、弁護士になって困ってる人を助けたい」
――それが二人の約束だった。
だが彼は十七歳のまま、この世を去った。
約束を胸に抱えたまま、彼女は弁護士となり、
24年後、ひとり静かに仕事に打ち込む毎日を送っていた。
そんなある日。
新人弁護士として彼が“生まれ変わった姿”で事務所に現れる。
すれ違いざま、彼に突然“フラッシュバック”が起こる。
見たことのないはずの高校時代の記憶——
河川敷や公園で二人で過ごした日々。笑顔しか二人の間には無かった日々。。。
「……誰だ、この人は?」
彼は気付いていない。
映像の少年が、かつての“自分”であることを。
そして彼女は知らない。
目の前の若い弁護士が、
24年前に失った“彼”の生まれ変わりだということを。
惹かれ合うふたり。
なのにズレ続ける距離。
一度は別れを選ぶが——
“魂”だけは、互いを探すことをやめなかった。
最後に残るのは、
「あなたじゃなきゃだめだった」という、静かで強い運命の愛。
大人になったふたりが紡ぎ直す、
二十四年越しの再会ラブストーリー。