あらすじ
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな……」 戦国の天下人・豊臣秀吉(中身は元現代人プログラマー)は、その激動の人生を終えた。 二度目の死。次に望むのは、働かない「安寧」の人生。 神様から「強くてニューゲーム」の権利をもらった俺は、三国志の世界で最も勝ち組な名門「袁紹(えんしょう)」への転生を選ぶ――はずだった。
一回のくしゃみ。それが運命を狂わせた。 指が滑って選んでしまったのは、金なし・兵なし・家なしのド底辺スタート、負け犬の代名詞**【劉備玄徳】**!
しかも、この世界の三国志は『〇〇〇ダム』のようなキラキラした英雄譚じゃない。 飢えた民が人を食らい、英雄たちは暴力と欲望に塗れた、R15指定のガチ修羅場(リアル)だった!
絶望する俺の脳内に響くのは、無慈悲なシステム音。
【イベント発生:義兄弟の契り】 A:正史通り「死ぬ時は一緒」と誓い、彼らが死んだら道連れで死亡する。 B:全裸になり、筵(むしろ)を葉巻にして吸う。 C:ウ○コを漏らして命乞いをする。
「選択肢が極端なんだよおおおおお!!」
これは、平穏を望むのに、システムによって「稀代の狂人(英雄)」に仕立て上げられていく男の、血と汚物にまみれた絶叫の記録である。