あらすじ
この学校には二つの青春がある。
普通科――未来を楽しみに生きる者たち。
DSF科――未来のために人を殺す者たち。
主人公の少女・__はDSF科の生徒。
国家が選び、訓練し、
「悪人を排除する」ためだけに育てられる存在。
人を守るためでも、正義のためでもない。
ただ命じられた相手を“殺す”ための学生。
その制服に付いたホルスターを見ただけで、
普通科の生徒は道を避ける。
誰も彼女の目を見ない。
誰も名前を呼ばない。
彼女の青春は、最初から奪われていた。
「どうして私だけが、人を殺すために生きてるんだろう」
罪悪感。
孤独。
自己嫌悪。
それでも任務は続く。
そして――
ある任務で、主人公を決定的に壊す出来事が起こる。
学校へ戻っても、
普通科の生徒は恐怖で逃げ出す。
手を伸ばしても、誰にも届かない。
悪人を殺せば殺すほど、彼女は人間から離れていく。
なのに国家は言う。
「お前は必要だ。悪人を消せ」と。
青春を失った少女が、
“正しさ”と“生きる意味”の境界で揺れ続ける――
これは、人を殺すことしか許されない
ひとりの少女の、救いのない青春物語。