あらすじ

してはいけない恋をして、そして、振られたらどうしたらいいんだろう―― 「――その時はさ」 彼女はそう言った。悲しい笑みで自嘲して。 「他の人なんて好きになれないし、なるつもりもないし――だからさ」 すっとわたしの頬を触る。らしくない彼女の行動に、わたしはどきっとした。 それは、彼女が本気だと分かったから――だから、次の言葉も冗談には聞こえなかった。 「わたしたちで結婚しようか」 わたしは――『わたしたち』は、お兄ちゃんに恋をした。 そして、きっと叶わないことも――知っている。 十二歳の春――入学して初めての友達は親友で運命共同体で結婚相手。 苦しいけど、苦しいだけじゃなくて、楽しいこともたくさんあって…… 十二歳の春――わたしにとって一生忘れられない大切な時間が始まった。

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小説を読もう2025/11/22
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