あらすじ
【あらすじ】
将来の夢も特技もない、ごく普通の女子高生・星屑さやか。
テスト前の現実から逃げるように、友人に連れられて行ったのは女子プロレス団体「PWS」の大会だった。
リングに現れたのは、“黒い不死鳥”と呼ばれる王者・皇あまね。
痛みを受けても立ち上がり続けるその姿に、一瞬で心を奪われたさやかは、退場するあまねをフェンス越しに呼び止めてしまう。
「わたし、あなたみたいになれますか……?」
「諦めないで立ち続けるなら、“なれない”って決めつける理由はなくなる」
その夜、さやかはPWS本部道場・新人オーディションの募集ページを開き、震える指で応募ボタンを押す。
才能ゼロ、運動神経も平凡。
それでも諦めない心ひとつを武器に、さやかは“普通の高校生”から“女子プロレスラー候補生”の道へ踏み出していく。
道場で出会うのは──
合気道と古武術で鍛えられた武芸者・星緋いぶき。
過去の怪我と挫折を抱えた日仏ハーフ・ノエル・シエル。
元アイドルで誰よりも可愛さにプライドをかけるティアラ☆キャンディ。
鬼トレーナー、最強王者、アイドルレスラー、冷酷なヒールユニット、“おばちゃん”寮母、熱血マスコミたちに囲まれながら、
転んでは立ち、泣いてはまたロープを掴む。
これは──
ドーム単独興行という大きすぎる夢を掲げた団体「PWS」で、
一人の少女が「諦めない」を武器に、星屑から“星”になろうとする物語。
女子プロレスを知らなくても大丈夫。
試合の痛みと、夢を掴みにいく熱だけ、リングサイドから一緒に味わってもらえたら嬉しいです。
----------