あらすじ

人が、人自身の力によってその文明を滅ぼした後。 人ならざる者――『魔物』達が渇望していた世界の玉座は、しかし彼らの元へ渡ることは無かった。 壊れてしまった世界にはもう、数多くの瓦礫以外には何も残ってはいなかったから。 かつて、誇り高い戦士の一族であったガーゴイルのベイル。 滅びを迎えるだけの世界に諦観していた彼は、 その日を生きるためだけの浅ましい争いで生を勝ち取る空虚な日々を繰り返していた。 そんな彼の唯一の楽しみは、 とある僻地、穴場の瓦礫に隠された多くの酒だ。 酩酊は彼の絶望を解きほぐし、いつしかその地こそが彼の救いになっていた。 だが、ある日。 彼はその穴場の酒に前日まで無かった銘柄が増えていることに気づく。 それは、全てが敵であるこの世界においては恐るべき出来事で。 だがそこで生まれた邂逅は、彼の救いの形を変えることになった。 そして彼に、彼らに絶望を与えていった世界は、 しかし彼らを慮ることなく次の『救い』を呼び始めていた。 ※カクヨムでも同時掲載の作品となります

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小説を読もう2025/11/22
  • 現在の作品瓦礫の酒席で夜を笑え