あらすじ

神戸を必要とするあちらの人がいれば、鈴が鳴る。  二酸化炭素を酸素に変換する機械が生み出されたことをきっかけとして森林が排除され人工物ばかりとなったどこかの世界の未来の時代。  西洋の文化と和の文化が混ざり合った独自の街並みが文化財に指定され、昔のまま現存する唯一の街となった「ヒサメノマチ」は時が止まった歴史の街と評されている。  そんな街で生まれ育った神戸沖嗣(かねとおきつぐ)はある役目を担っていた。それは地縛霊候補のあちらの人(幽霊)の話し相手をして未練を取り除き、願いを叶えて地縛霊候補からただの幽霊にするコミュ力も必要な役目だ。  普通とは違う感覚と普通の大学生としての生活に乖離を感じながら今日も遅刻ギリギリで家を出た。 大学ではサークルのメンバーと騒ぎ、仕事ではあちらの人たちと交流して自称神戸の守り神のエゾテンと言い合いしながら時に悲しく、時にほのぼのと日々を過ごしていく。 「仕事だとよ、神戸の当主サマ」 「…聞こえたよ」 不思議な温かさと怖さを含んだ神戸の勤めとこの街で主人公が少しだけ前に進む物語。 ※少ないですがホラー要素があります ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係がありません。また、建物への侵入、殺人、暴力の表現が出てきますが容認・推奨するものではありません。 ※「小説家になろう」様にも投稿しています

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カクヨム
カクヨム2025/11/21
  • 現在の作品ヒサメノマチの神戸家当主ー時代から切り離されたこの街で、今日も地縛霊候補と会話するー