あらすじ
天を衝く巨大な木を〈神樹〉と崇め信仰するジュライ光王国。
千年近い歴史を持つこの国では、神託によって次の王が決められる。
王子たちが神樹の祭殿にてその葉に触れると、葉を通じて王子たちへ神託が下る。
葉が輝いた者は次代の王、
葉が燃えた者は次代の勇者、
葉が舞った者は王を支える宰相、
そして、葉が黒く染まった者は、国に仇なす反逆者――すなわち〈影〉。
〈影〉とみなされた第十王子ユーディスは、神樹の影に隠れ光の届かない宮〝影宮〟への移住を強制される。
〈影〉にまつわる伝承に怯え、ユーディス自身も己を信じられなくなる。
しかし、彼と十年を共に暮らしてきた幼なじみのアラカは、伝承よりも友を信じた。
アラカとユーディスは樹陰に覆われた影宮で、自分たちを愛してくれる家族の幸せを願いながら、ささやかな暮らしを送ることを決意するが……
webでの公開と平行して各巻を同人誌として頒布します。
第一巻は、
2025/11/23 文学フリマ東京41
南3・4ホール い-23 【遠朝書房】にて頒布予定です。