あらすじ
勇者のおまけとして召喚されて、今はクオーティア王国所属の禁術研究者として働いている赤崎楽人。
彼は勇者達を裏切って魔王のもとにつき、第二王女であるシンシア=シオン=クオーティアを攫った。
その理由は一重に、彼女のことが好きだったから。
誘拐程度ではそこまで嫌われないと思っての凶行だったのだが……
「……数日、帰ってこないんですか?」
「あぁ。どうした?」
「……いえ、別に……」
「……貴方がいなくなったら、どうすればいいんですか。私は……貴方が、いないと、駄目なのに」
「……シンシア?」
なんか様子がおかしい。