あらすじ

ある国のある学園に、『断頭台とギロチン』と呼ばれる二人がいた。

恐ろしい呼び名とは裏腹に、思い合う二人は、婚約者として、未来の伴侶として、互いを大切にしていた。

寄り添う姿は微笑ましく、花園を手を繋いで歩く様子は、まるで絵本の主人公達のよう。

では、何故、こんなにも物騒な渾名がついてしまったのか?

断頭台と呼ばれる彼は、見上げる程大きな体だが、至って紳士的であり真面目過ぎる性格がたまに瑕といった以外欠点のない男だ。

勉強も、運動も、ずば抜けた成績を収めることで、思わぬ恨みを買ったのかもしれない。

そして、ギロチンと呼ばれる彼女は、人の話に耳を傾け、優しい微笑みを浮かべる愛らしい女性。

暴力的なところなど皆無で、少々思い込みが激しく、慌てて言葉を発すると早口になったりもするが、言っていることが道理に外れることはない。

ただ普通に、あるがままのことを正しい言葉で伝えることに、なんの罪があるだろう。

これは、そんな2人が、『断頭台とギロチン』などという不名誉な、しかし
、見方を変えれば的を得ている渾名を付けられるまでの物語である。

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アルファポリス
アルファポリス2025/11/21
  • 現在の作品【完結】断頭台とギロチン