あらすじ
小学生の伸男は、運動も勉強も最下位。
毎日のように剛志と脛太にからかわれ、時に殴られ、時に見下される“理不尽ガチャ”みたいな日々を送っていた。
奇跡なんて起きなかった。
青いタヌキも現れず、伸男はそのまま中学生に。
だが、変わったのは人だった。
剛志は伸男を守るようになり、脛太も文句を言いながら離れない。
三人はいつの間にか、奇妙な友情のようなものを形づくっていく。
中学三年の冬、進路調査票が配られた。
剛志は野球の名門校へ、脛太は有名附属校へ。
二人はすでに未来へ走り出していた。
ただ一人、伸男を残して。
そして伸男は進んでしまう。
カタカナが読めて、足し算さえできれば受かるヤンキーの巣窟…
「後野祭工業高校」へ