あらすじ
ある日、太陽系の外縁で――「敵」の旗艦がこちらに膝をついた。
人類を滅ぼすために造られた、敵性生命勢力の生体戦艦。
正式名称【第二戦闘個体 02】。
人類側コードネーム「2号戦艦」。
本来なら、真っ先に破壊すべき“脅威”の塊であるその艦は、
ボロボロに損傷した状態で、地球軍の前にこう名乗り出る。
『私は君たちを滅ぼすために造られた。
だが、もうそれをしたくない。――取引をしよう、人類』
敵文明の「心臓の一部」が裏切った。
だが、それは同時に――敵文明から見ても“処分対象”に認定されたことを意味していた。