あらすじ

冴えない高校生活を送っていた夜月景は、ある日突然、教室から光に包まれ剣と魔法の異世界「アルカディア」へと転移する。しかし彼は勇者として召喚されたのではなく、魔王を倒すための「力の媒介」として召喚されたに過ぎなかった。 召喚の儀式は失敗。その結果、景は本来の勇者候補が持つ力の数万倍という、規格外のチート能力を初期値として獲得してしまう。スキル、ステータス、すべてが上限値でカンスト。しかし平和な日本で生きてきた景は、その能力に全く気づかず、ただただ「巻き込まれた」ことへの不満と不安を抱きながら森を彷徨う。 そんな彼が出会ったのは、この世界で最強と謳われる勇者「アリシア・グランヴェール」だった。燃えるような赤い髪を持つ美少女だが、その性格は徹底したドS。魔物に襲われた景を一撃で救った彼女は、景の底知れぬ力(景自身は無自覚)を見抜くや否や、有無を言わさず「専属の奴隷(雑魚)」に任命する。 勇者パーティとして旅を続ける中、景はチート能力で魔王軍の幹部を次々と無意識に撃破していく。そしてついに魔王の居城へ辿り着く。しかしそこにいたのは恐ろしい形相の魔王ではなく、儚げな銀髪を持つ美少女「ルシフェリア・ディザイア」だった。 この世界の魔王。だが彼女の態度は完全に異常だった。 「ああ……ついに来てくださったのですね。我が最強の勇者様! さあ、この愚かな魔王をもっともっと痛めつけ、あなたの支配下に置いてください! わたくしのこの顔を、あなたの足で踏みつけて!」 ルシフェリアは景の最強の力に一目惚れし、彼にドMな願望を爆発させる。魔王は勇者との戦いを望むどころか、景に「虐められること」を生きがいにし景のストーカーと化す。 こうして景の周りには景を「雑魚奴隷」として支配したいドS勇者、景に「Mな奴隷」として虐げられたいドM魔王という、二大巨頭が揃ってしまう。さらに景の優しさと規格外の力に惹かれたドS系神官、ドM系暗殺エルフなどのヒロインたちが次々と加わり、彼の異世界生活は彼女たちの異常な性癖と、自身が持つ「最強チート」によって完全に支配されていく。 景はひたすら「お願いだから僕を巻き込まないでくれ!」と叫びながら、ドS勇者とドM魔王に挟まれ、今日も今日とて翻弄され続けるのだった。

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小説を読もう2025/11/21
  • 現在の作品ドS勇者とドM魔王、そして最強チートの俺