あらすじ
地味で、人混みが苦手で、誰の記憶にも残らない。
そんな私の書いた“小さな詞”が、
ある日、世界的アイドル・セシュンに奪われた。
——すべては、“あの公園”から始まった。
公園の少年たちのために書いた詞。
誰にも知られずに終わるはずだった言葉たちは、
彼の手によって世界中へ広がり、
私の人生を静かに、そして劇的に変えていく。
「君の詞を読んだとき、胸が締めつけられた。
……悲しみの匂いがしたんだ」
まっすぐすぎる光の君と、
影に隠れて生きてきた私。
世界でいちばん遠いはずの二人が、
“あの日の公園”で結ばれていく物語。
これは、
あなたの言葉には、まだ泣いている誰かがいる——
そう告げた彼と私の、運命の記録。