あらすじ
<あらすじ>
極悪非道を自称するマフィア・ヴィンチェンツォ。
老婆を蹴れば若返り、少年を拷問すれば最強の兵士になり、ファミリーを潰せば街が平和になる——。
やることなすこと全部「善」になってしまう、逆因果の街カルタージュ。
悪魔も、拷問も、薬物も、陰謀もなんでもあり。
それでも街は今日も平和で、人々はなぜか幸せ。
極悪だらけの裏社会で、“最も人を救ってしまう男”の物語。
<登場人物紹介>
■ ヴィンチェンツォ・ネーロ
ネーロファミリー若頭。自分を極悪非道と信じ込んでいるが、なぜか悪行がすべて善を生む体質。
退屈を嫌うが、気づかないうちに街の平和を誰より守っている本人。
葉巻がトレードマーク。
■ ルカ・グリージョ
ネーロファミリー参謀。冷静・知的・分析の鬼。
ヴィンチェンツォの「善を生む異常性」を誰よりも理解している。
影で街の運営を仕切る裏ボス的存在。
■ ジュリア
変装と情報工作のスペシャリスト。過去に追われていたところをヴィンチェンツォに救われ、
以後ファミリーに属している。
皮肉屋だが、内面は誠実。
ヴィンチェンツォの“無自覚な善性”を肯定し続ける存在。
■ ベルゼブブ
契約をめぐって地上に現れた悪魔。
最初は混乱していたが、街で生きるうちに善の喜びに目覚めた“元・悪魔”。
現在は毎日ゴミ拾いをする“街の守り人”。
心の成長がもっとも著しいキャラクター。
■ マルコ
元敵対ファミリーの少年。
ヴィンチェンツォに拷問され、逆に覚醒して最強の兵士に。
明るく忠誠心が強い。痛みに強すぎるのが欠点。
ファミリー内のムードメーカー。
■ エレオノーラ・サルヴァトーレ
国会議員。かつてヴィンチェンツォに蹴られ若返り、その後政治的に大成功した。
街の模範化の立役者であり、彼に深い感謝と敬意を抱く。
善悪を超えてヴィンチェンツォを理解している数少ない人物。