あらすじ
S級ギルド《烈風の翼》でくすぶっていた剣士ロウトは、ついに「役立たず」の烙印を押され、ギルドを追放される。
幼馴染マスターの情けで居座っていただけ――そう思い込んだロウトは、恥を晒すくらいならと《捨てられた森》で死ぬつもりで足を踏み入れた。
そこで出会ったのは、ドラゴンを片足で黙らせる「人外」の存在。
彼女はロウトの胸の奥を一瞥し、あっさりと言い放つ。
「お前、範囲弱体化の特性持ちだな。しかも素質は世界最悪クラス。――弟子にしてやる」
実はロウトは、自分の周囲にいる“敵対勢力”を問答無用で弱体化させるという、チートじみたパッシブ持ちだった。
ただし、本人の戦闘力がポンコツなので、今までは「運がいい」「敵が不器用」で片づけられていたらしい。
こうしてロウトは、「捨てられた森」に棲むやばすぎる師匠のもとで、
地獄の修行と、人外だらけの共同生活に放り込まれることになる。
いつか元ギルドと世界にこう言わせるために。
「ロウトが敵に回ったの、世界のバグでは?」と。
これは、めんどくさがりでチョロい剣士が、
世界最強クラスの師匠にしごかれながら、追放ギルドと世界をまとめて見返すまでの物語。
※ギャグ多め、ときどきシリアス
※戦闘はそこそこガチ寄り
※師匠は人外最強枠