あらすじ
「逆さの町」──そこでは思いと逆の言葉しか話せない。
その不思議な風習の中で、ユズルは恋人クラの真実の想いに触れながらも、心がすれ違っていく。
愛しているのに「嫌い」としか言えない世界。
別れを選んだユズルは、目覚めるとクラと出会う“5年前”の世界に戻っていた──。
新たに出会ったスゥという青年との優しい日々の中で、ユズルは過去と向き合いながら、自分の心の居場所を探していく。
「過去を抱えたままでも、君は君のままでいい」
優しさが痛みを癒やし、誰かと生きる未来を描いていく、再生と愛の物語。