あらすじ
帝国の最果て、ペイシュタット州。
面倒くさがりな少年リューファス・ゲルハルトは、いつか帝国に反逆してやろうと思いながら過ごしていた。
そんな中、彼は帝都から逃げてきた商家令嬢、エリュシア・ヴォルンと出会う。
彼女が握るのは、帝国を根底から覆す取引の記録。
彼女を守ることは、帝国を敵に回すこと。
それでもリューファスは、躊躇わず剣を抜いた。
「命より紙切れが重い国なら、いっそ燃やしてしまえばいい。燃えるとこまで見届けてやる」
その笑みが、反逆の炎を呼び起こす。
辺境の少年が牙を剥く時───帝国は初めて恐怖を知る。
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