あらすじ
20XX年。
人類は進化をし続け、ごく一部の人間に異能の力『フォルス』が芽生え始めた時代。
マフィア抗争が絶えない昨今。
そこで敵対する、2つの異能力組織があった。
『ディマ・ヴァルグ』と『グローム・ヴィルト』である。
頻繁に戦ってきた彼らだったが、10年前の抗争により、双方のボスが行方をくらましてしまう。
グローム・ヴィルトは、幹部が即位したらしいが、ディマ・ヴァルグはそうも行かず、10年もの間、王の帰りを待つように、ボスの忠実な幹部である、リリカが指揮を執っていた。
10年後、帰還し即位したはずのボス、ウェグナーだが『抗争は避けろ』とばかり言い続け、組織として示しがつかないことばかりをしている。
疑問を持つ者が多い中、無名の新参、ルージュがやってくる。
なんでも、四人いる幹部の中の一人、デリアに最難関の任務を任されたらしい。
『新参者は皆死んでいく』。
そう思われていた彼女は、その予想を遥かに超えるような動きを見せる。
『あなた、本当に新入りなの?』
疑問を持たれる中、過去を多く語らないルージュは、自身のことをひた隠し続ける。
……が、分析が得意な幹部の一人、リヴァイアにその過去を追求され、話してしまうことに。
更には、剣術が得意なリリカを唸らせ、異能力がどれだけ長く続く使えるかを聞いてきた、ヴィラロですらもルージュを認めた。
四人の幹部が、一斉に新入りを褒めることなど、この組織であり得ない光景だった。
四人の信頼を手にしたルージュは、かつての恋人、アレクのため、敵組織へ復讐を決意する。
果たして、彼女……ルージュは何者なのか?
彼女の復讐は果たすことができるのか?
そしてボスの正体とは?
彼女の過去、そして未来。
問題が解明されても終わることがない、前代未聞の異能力バトルヒューマンドラマが今、ここに開幕ーー!