あらすじ

――――目覚めるとそこは、森の中だった。 周囲を見渡して視界に映るのは廃村らしき風景と、植物に縛られた自身の身体。なんとか起き上がると、見慣れない景色に戸惑いながら自分の身に何が起きたのかを思い出そうとする。 しかし、記憶を失っており自分自身のことも思い出すことは叶わなかった。 「ようやくお目覚めかい?」 耳を撫でるような優しい声色で、青年の声が響き渡る。 声の発生源である自身の腰の方を見ると、そこには見知らぬ一丁の銃。太陽の光に反射して目を眩ませてしまうほどの美しき空色の銃身から、《彼》の声が聞こえている。 「僕は《神銃》に組み込まれた機械であること、そして《神銃》には特殊な力がある」 聞いたこともない単語と、銃が喋るという未知の体験に驚きながら、二人……一人と一丁はこの森を抜け出して記憶を取り戻すきっかけを探そうと行動を開始した。 「同時に行くよ!」 「ええ――――《神銃》を使いましょう!」 森の中で異形の生物――――《亜獣》と戦う二人の少女との出会い。金髪ボブヘアーの少女エレノアと、赤髪ロングヘア―を靡かせる少女、エイレイン。 二人の持つ《神銃》は、亜獣の身体を爆散させたり氷漬けにしてしまったりと、見たことのない現象を目の当たりにする。 ボス級の巨大な《スライム》と交戦する中、二人は小さな《スライム》の群れに拘束され窮地に陥ってしまう。 「僕を使ってみるかい? 試すには丁度いい機会だと思うけれどね」 二人を救うべく、謎の喋る《神銃》の引金を引いて異次元の力を発現させる――――。 「何が起きたの……!?」 戸惑うエイレインの目の前に現れたのは、先程そこにいたはずの黒髪長髪の男ではなく、小麦色の髪をした、空色の鎧と剣を纏いし騎士の姿。 「これが……この《神銃》の力」 銃に秘められた《彼》の意識を呼び覚まし、引金を引いた者と入れ替わることができる異能。 そして巨大な《スライム》と取り巻きたちは、彼の一閃で瞬く間に討伐されていったのだった。 * * * 喋る銃と二人の少女の持つ《神銃》、それに秘められた異能を駆使して、彼女たちの住む国にやがてやってくる《災厄》を打ち払う物語――――。 第一章、全十七話(前後にプロローグ/エピローグ有)。書き溜め分を少しずつ公開します!(計十一万文字程度)

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小説を読もう2025/12/11
  • 現在の作品神銃騎士シルヴァの冒険譚〜とりあえず激カワ王女姉妹の住む国を救ってみる〜