あらすじ

高校二年生の春。私、瀬戸山紬(せとやま・つむぎ)には、話しかけられないクラスメイトがいる。 隣の席に座る彼は、かつて「お隣さん」で、きょうだいのように育った幼なじみ――湊(みなと)。 中学時代の些細なすれ違いから、私たちの時間は止まったままだ。 「おはよう」の一言さえ喉につっかえる距離感。 けれど、ふとした瞬間に視線が絡むたび、胸の奥に封じ込めた初恋が疼きだす。 窓から差し込む夕陽、揺れるカーテン、放課後の静寂。 何気ない日常の中で積み重なる、「好き」という名前の痛み。 これは、止まっていた時計の針が動き出し、私たちが「幼なじみ」を卒業するまでの物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/12/11
  • 現在の作品永遠のふりをして、君との距離を測っていた